罰則がないんじゃ同一労働同一賃金は意味がないなどと言われますが、罰則規定のない義務規定には大きな意味があるのです。

2024/05/17|1,907文字   <労働基準法の役割> 日本国憲法第27条第2項が「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める」と規定しているのを受けて、労働基準法が制定され...

マタハラの説明は、パワハラやセクハラに比べて複雑になる傾向があります。簡単な説明で基本を理解しましょう。

2024/05/16|505文字   <マタハラ(マタニティーハラスメント)> マタハラとは、職場での上司や同僚からの、妊娠・出産したことに関する言動や、育児のための制度の利用に関する言動により、妊娠・出産した...

残業代込みの給与設定が誤っていて、裁判所が固定残業代をベースに含めた残業代の支払を企業に命ずることがあるのです。

2024/05/13|1,008文字   <定額残業代の失敗による打撃> 残業が少なくても定額残業代が保障されているのですから、労働者は早く仕事を終わらせてプライベートを充実させようとします。 そのためには、自...

就業規則が無い会社では懲戒解雇ができなくても普通解雇なら可能性があります。もちろん厳しい条件をクリアする必要はあります。

2024/05/12|1,249文字   <普通解雇> 懲戒解雇は、就業規則や雇用契約書、労働条件通知書などに具体的な規定がなければできません。 しかし普通解雇は、これらに規定がない場合でも民法が適用されるので...

少子高齢化は日本のピンチを招いていますから、妊娠による不利益取扱なんて少子化対策に反することは国家への反逆のように見られます。

2024/05/11|716文字   <法改正の動向> 少子高齢化対策は国が継続的に力を入れている政策ですから、関連する法令の改正が急速に進んでいます。 ついこの間まで大丈夫だったことが、いつの間にか法令違反と...

就業規則に遅刻の連絡手段は決まっていますか?なんとなくの慣行に任せているとトラブルになり退職者が出たりします

2024/05/10|988文字   <遅刻の連絡先と連絡手段> 寝坊の場合だけではなく、家族の急病や自宅の水漏れ対応など、個人的な事情で遅刻する場合には、なるべく早く会社に連絡するのが常識です。 上司が休日や...

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