ライバル企業での兼業を理由とする雇用契約の打ち切りは就業規則に規定があっても有効とは限りません
2025/02/03|1,580文字 <契約期間中の解雇> 労働契約法に、次の規定があります。 第十七条 使用者は、期間の定めのある労働契約(以下この章において「有期労働契約」という。)について、やむを...
2025/02/03|1,580文字 <契約期間中の解雇> 労働契約法に、次の規定があります。 第十七条 使用者は、期間の定めのある労働契約(以下この章において「有期労働契約」という。)について、やむを...
2025/01/16|1,345文字 <懲戒解雇> 民間企業での懲戒は「制裁」を意味します。 労働基準法に「懲戒」という用語はありませんが、「制裁」が「懲戒」の意味で用いられています。〔労働基準法第89条第...
2024/12/27|1,347文字 法令や裁判に出てくる「社会通念上相当」の意味は、「裁判所が事例に関連する社会一般の常識を証拠に基づき認定し、この認定した内容に適合している」という意味だと思います。 &...
2024/12/09|1,121文字 <整理解雇の有効要件> 整理解雇は、会社の経営上の理由により行う解雇です。 これには、最高裁判所が「整理解雇の4要素」を示していて、これらの要素が総合的に強く認められな...
2024/11/28|1,491文字 <解雇一般の有効要件>(実体面) 解雇権の濫用であれば不当解雇となります。 不当解雇なら、使用者が解雇を宣告し、解雇したつもりになっていても、その解雇は無効です。 一方...
2024/11/22|1,385文字 <解雇理由証明書の交付義務> 労働基準法第22条第2項は、解雇理由証明書の交付義務について、次のように規定しています。 (退職時等の証明) 第二十二条 ②...
2024/10/10|1,322文字 <悪性格を理由とする解雇> 単に嘘つき、意地悪、冗談がきついなど、性格が悪いので解雇するというのは、不当解雇になってしまう可能性が極めて高いのです。 会社からの指導によ...
2024/09/18|894文字 <解雇は無効とされやすい> 会社が社員に解雇を通告しても、それが解雇権の濫用であれば無効になります。 これを不当解雇といいます。 解雇したつもりになっているだけで解雇できて...
2024/08/22|1,311文字 <解雇の有効要件> 解雇の中には、労働基準法で禁止されているものがあります。 業務災害からの復帰後30日間や、産休中とその後30日間の解雇禁止は、良く知られています(労...
2024/08/21|1,143文字 <日常用語としての「解雇」> 会社が従業員を解雇した、あるいは、従業員が会社から解雇されたという場合、法的には従業員の意思によらず、会社が一方的に労働契約を解除したこと...