交通事故を起こした従業員の会社に対する賠償をどうするかというルールを就業規則に規定しておくということ

2024/08/07|696文字   <会社に損害が発生するケース> 従業員が業務上、自動車の運転をしていて、人身事故や物損事故を起こした場合には、使用者責任(民法第715条)により、被害者に対して会社が賠償責...

労働基準法で最も罰則が重い犯罪は最高刑が懲役10年の強制労働です。奴隷にするような極端な場合でなくても成立します

2024/08/05|809文字   <労働基準法の規定> 労働基準法は、その第5条で強制労働を禁止し、次の罰則規定を置いています。   第百十七条  第五条の規定に違反した者は、これを一年以上十年以下の懲役又...

会社だけでなく労働者にも労働条件の遵守義務があります。会社が書面で労働条件を明示しておかなければ労働者は守らないでしょう

2024/08/04|1,502文字   <労働基準法の役割> 労働基準法は、労働者が人間らしく生きていけるようにするための、労働条件の最低基準を定めています。 このことは、労働基準法第1条に次のように定められ...

口約束の労働条件も労働契約としては有効ですが証拠が残りませんし、書面を交付しないと労働基準法違反の犯罪となることもあります

2024/08/03|885文字   <設立直後の会社> できたばかりの会社では、創業者だけ、あるいは創業者の他は家族だけということもあります。 この場合は、労働条件通知書も就業規則も作られないことが多いでしょ...

労働条件の原則が労働基準法に規定されています。これを見落として会社のマイルールを設定するとブラックになる危険があります

2024/08/02|1,038文字   <労働基準法第1条第1項> 法律の第1条というのは、注目されないものです。 しかし、その法律の目的や、大原則が規定されていますから、これを踏み外すとお話になりません。 ...

労働条件の不利益変更禁止の根拠は労働基準法に規定がありません。罰則もありません。しかし、損害賠償請求の対象となります

2024/08/01|1,616文字   <労働契約法の規定> 労働契約法第8条に、「労働者と使用者との合意で労働契約の内容である労働条件を変更できる」と規定されています。 つまり、労働者だけの意思で労働者に有...

社会保険の適用拡大のメリットについて厚生労働省の説明が追加されました。メリット・デメリットは個人差が大きいですね

2024/07/31|1,365文字   <社会保険適用拡大特設サイト> 厚生労働省は、社会保険適用拡大が法定された当時から、特設サイトを設けて、人事・労務管理者向けの情報と、従業員向けの情報を提供しています。...

現在の採用選考での基本的な考え方を確認しましょう。適性や能力に関係のない個人情報を得ようとするのは人権侵害とされています

2024/07/30|1,717文字   <公正な採用選考をめざして> 厚生労働省から、事業主啓発用パンフレットとして「公正な採用選考をめざして」が発行されています。 厚生労働省の発行するパンフレット類は、法令...

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