2024/06/26|405文字
<戸籍の役割>
戸籍は、人が、いつ誰の子として生まれ、いつ誰と結婚し、いつ亡くなったかなどの身分関係を登録し、その人が日本人であることを証明する唯一のものです。
戸籍が無いと、住民票やパスポートは、原則として作れません。
戸籍の証明ができないために、資格を取得できないこともあります。
親の遺産を相続する場合に、親子の証明ができないこともあります。
戸籍の無い人が子を産んだ場合に、その生れてきた子もまた無戸籍になってしまうことがあります。
<戸籍をつくるには>
戸籍の無い人が戸籍を作るには、まず、各都道府県の法務局の無戸籍相談窓口に電話します。
「無戸籍者の相談のことで」と言えばわかります。
電話せずに直接行っても大丈夫です。
戸籍の無い本人でなくても相談できます。
秘密は守られますから、気軽に相談できます。
そして、戸籍を作るために特別な手続が必要な場合には、そのための案内をしてもらえます。
こうして、戸籍がつくられます。