就業規則のことは誰に聞けば良いのか

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<存在について>

入社したばかりの新人やアルバイトにとって、そもそも会社に就業規則があるのかどうか不明なこともあります。

労働基準法では、「常時十人以上の労働者を使用する使用者は、…就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。…変更した場合においても、同様とする」となっているので、臨時で働く人を除き、従業員が10人未満の会社では、就業規則が存在しないこともあります。〔労働基準法89条〕

こうした小さな会社では、就業規則の存否については、直接社長に確認すれば良いでしょう。

 

<保管場所について>

使用者は、就業規則を周知する義務を負っています。〔労働基準法1061項〕

「周知」というのは、従業員が見ようと思えば見られる状態にしておくことです。こうしておかなければ、たとえ所轄の労働基準監督署に届け出た就業規則であっても、無効ということになってしまいます。

ですから、少なくとも就業規則をどこでどうやって読んだら良いのかわからない従業員に対しては、会社は就業規則の効力を主張できません。

この場合でも、年次有給休暇、産休、育休など法定の権利については、従業員に与えられています。

就業規則の保管場所については、直属の上司や、総務・人事の担当者に確認すると良いでしょう。

 

<どこを読んだら良いのか>

自分が疑問に思った点について、就業規則のどこを読んだら良いのかわからないことがあります。

この場合には、総務・人事の担当者に相談することになります。ただ、就業規則が作られただけで、法改正や会社の状況に応じた変更が無い会社では、社内に詳しい人がいないという困った状態もありえます。

社労士(社会保険労務士)に就業規則をチェックさせて、運用できる内容に改善したり、社内研修を実施したりが必要になります。

 

<読んでも意味がわからないとき>

必要な部分を読んでみたものの、その意味がわからないということがあります。

この場合にも、総務・人事の担当者に相談することになります。それでもわからないことがあります。

特に法令やひな形を丸写しにしただけの規定であれば、会社の実情に合っているかどうかのチェックもされていませんので、会社にとってどういう意味があるのか、誰にもわからないということも稀ではありません。

こんなときも、信頼できる社労士にご相談ください。

 

2017.07.04.解決社労士