2024/06/04|535文字
<経営者の理解>
企業が職場におけるハラスメント防止に取り組むにあたっては、経営者の理解が大前提となります。
これ無くしてハラスメント防止対策を行っても、すべては空回りしてしまうものです。
それほど経営者の意識や姿勢は、企業全体に大きく影響します。
経営者自らが理解を深めるために、セミナーなどに参加することをお勧めします。
<実態把握と意識把握>
職場環境の実態や従業員の意識を把握しましょう。
アンケートなどにより把握する場合には、単なる集計ではなく、防止対策のためであることを明確にして実施します。
プライバシーの保護には十分配慮することを明確にして実施しましょう。
<人材の活用>
ハラスメントの問題は、職場環境や従業員の位置づけなどの、企業風土に大きく左右されます。
ハラスメント防止のためには、偏りの無い人材の活用もポイントとなります。
これには、適正な人事考課制度の運用が必要となります。
<実務の視点から>
経営者がセミナーに出かけたがらないというのであれば、社労士が社内で研修を行うこともできます。
客観的な実態把握や意識把握がむずかしいというのであれば、これも社労士が承ります。
適正な人事考課制度の構築や運用も、社労士の得意分野です。
ぜひ、信頼できる社労士にご相談ください。