2026/06/06|853文字
日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人は、国民年金に加入する義務があり、20歳になった時点で原則として手続が必要です。
ただし、状況によって必要な手続が異なります。
- 【まず知っておきたい】20歳になると「国民年金の加入義務」が始まる
国民年金は、老後の年金だけでなく、障害年金や遺族年金など、人生のリスクに備えるための「最低限の保障」です。
そのため、学生、アルバイト、無職、フリーター、実家暮らしなど、収入の有無に関係なく加入が必要です。
- 【ケース別】20歳になった時に必要な手続
- ケース①:学生(大学・専門学校など)
20歳になると、日本年金機構から「国民年金加入のお知らせ(はがき)」が届きます。
学生は保険料を払うのが難しいことが多いため、「学生納付特例制度」を使うのが一般的です。
▶ 学生納付特例とは
・在学中は保険料の納付が猶予される制度
・親の所得ではなく、本人の所得で判定
・卒業後に追納すれば、将来の年金額に反映される
▶ 手続方法
・住民票のある市区町村の窓口
・またはオンライン(マイナポータル)
・学生証のコピーが必要
- ケース②:働いていない人(無職・フリーターなど)
20歳になると、年金機構から加入案内が届きます。
この場合は、自分で国民年金に加入し、保険料を納める必要があります。
▶ 手続方法
・市区町村の国民年金窓口で加入手続
・基礎年金番号通知書を持参
▶ 保険料が払えない場合
・免除制度(全額・一部免除)
・納付猶予制度(50歳未満)
を利用できます。
- ケース③:会社員・公務員の人
20歳の誕生日時点で会社に勤めている場合、厚生年金に加入しているため、自分で手続は不要です。
会社が代わりに手続きを行います。
- 【よくある質問】
Q1. 手続をしないとどうなる?
未加入のまま放置すると次のような不利益が生じます。
・将来の年金額が減る
・障害年金が受けられない可能性がある
・過去分の保険料をまとめて請求される
Q2. 20歳の誕生日の前に手続はできる?
案内は誕生日の前月に届きますが、実際の加入は20歳の誕生日の前日からです。