2022/01/08|486文字
特定個人情報保護委員会事務局により、個人番号(マイナンバー)・特定個人情報の基本ルールが4か条にまとめられています。
<取得・利用・提供のルール>
・個人番号の取得・利用・提供は、法令で決められた場合だけ。これ以外では、「取れない」「使えない」「渡せない」。
たとえ便利でも、会社がマイナンバーを社員番号として使用することはできません。
<保管・廃棄のルール>
・必要がある場合だけ保管。必要がなくなったら廃棄。
マイナンバーの記載された書類が、法定の保存期間を経過し保管の必要がなくなった場合には、できるだけ速やかに廃棄しなければなりません。
<委託のルール>
・委託先を「しっかり監督」再委託は「許諾が必要」
会社がマイナンバーの管理を専門業者に委託しても、委託先に対して必要かつ適切な監督を行わなければなりません。
また、委託先が再委託できるのは、最初の委託者の許諾を得た場合だけです。
<安全管理措置のルール>
・漏えいなどを起こさないために。
会社は、漏えい、滅失、毀損の防止その他の適切な管理のため、適切な安全管理措置を講じ、従業員に対しても適切な監督を行わなければなりません。