2024/03/20|530文字
<労働条件審査の横糸>
審査項目としては、大項目が次のようになります。
この下に中項目と小項目が付きますから、実際にはチェック項目が100を超えます。
A 採用 雇用
B 労働時間 休日 休暇
C 賃金
D 退職 解雇
E 懲戒
F 労働安全衛生
G 育児 介護 母性保護 性差別
H ハラスメント
I 高齢者
J 非正規社員
K 就業規則 労使協定
L 労働関係基本帳簿類
M 労働社会保険
<労働条件審査の縦糸>
1. 形式=規定などが調っていること
2. 実態=規定通りに実施されていること
3. 手続=届出等が行われていること
4. 維持=途中で立ち消えしないようになっていること
5. 回復=ルール違反が発生した場合のリカバリー
6. 記録=法定の期間、あるいは必要な期間、記録が保管されていること
<お問合せ先>
公契約のための労働条件審査であれば、その内容が厳密に規定されていますから、それに従って行われます。
各都道府県の社会保険労務士会へのお問合せをお勧めします。
これ以外の労働条件審査は、信頼できる社労士(社会保険労務士)にご相談ください。
健康診断に、人間ドックや特定健康診査があるように、詳細なものから簡易なものまであります。
ニーズに合わせて、審査内容をカスタマイズできるわけです。