ハローワークインターネットサービスの機能充実

2021/11/19|990文字

 

<使い勝手の良さが向上>

令和3(2021)年9月21日からハローワークインターネットサービスの機能がさらに充実し、オンラインで受けられるサービスが広がっています。

令和2(2020)年1月6日には、新システムへの切り替えで、ハローワーク窓口、求職者、求人企業での混乱が見られました。

このため、ハローワークインターネットサービスがやや敬遠されていましたが、今回の機能充実はかなり使い勝手の良さをもたらしています。

 

<求職者向けの機能充実>

機能強化のポイントは次の3点です。

1.ハローワークに行かなくても、オンライン上で「求職者マイページ」を開設できるようになった。

2.ハローワーク利用者は、オンラインで職業紹介を受ける「オンラインハローワーク紹介」を利用できるようになった。

3.ハローワークインターネットサービスで探した求人に直接応募する「オンライン自主応募」ができるようになった。

ハローワークを利用して「求職者マイページ」を開設している人は、ハローワークからオンラインでお勧め求人の職業紹介を受けることができるようになりました。

普段ハローワークを利用していない人も、ハローワークインターネットサービスを利用して、自分自身で探して気に入った求人に直接応募することができるようになりました。

 

<求人企業向けの機能充実>

機能強化のポイントは次の3点です。

1.求人者マイページを通じて、オンラインで職業紹介を受ける「オンラインハローワーク紹介」が利用できるようになった。  

2.求職者がオンラインで応募した場合、応募書類の管理や採否入力が効率的になった。      

3.求職者からの応募を直接受けることができるようになった(オンライン自主応募)。

 

<企業がオンライン自主応募を受ける場合の注意点>

「オンライン自主応募」とは、ハローワークインターネットサービスに掲載された求人に、求職者がハローワークを介さずにマイページを通じて直接応募することをいいます。

ハローワークインターネットサービスのみの利用者も応募できるため、応募者層が広がるものと考えられます。

ただし、オンライン自主応募はハローワークの職業紹介ではないため、ハローワーク等の職業紹介を要件とする助成金の対象となりません。

オンライン自主応募を受け付ける場合は、令和3(2021)年9月21日以降に求人者マイページから変更が必要です。

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