差動トランスは、非接触、高速、安定で耐久性に優れているので航空機、感染、原子力、油圧弁など各方面に使われています。
 以下の簡単な応用例(原理図)を参考にしてください。

  バネでローラーを押し、ローラーの変位量を測定します。例えば、紙の厚みは約0.1mmですから、0.1mmを1Vにセツトしておくと、3Vの場合は紙が3枚ということになります。



 重さをバネで支えてバネの伸縮量を測定します。
例えば,石油ストーブの石油タンクを約2mm変位する
バネで支えれば、石油の量を自動計測出来ます。
 

液面の上下動をフロートで検知して測定します。
変位量が大きい場合は、差動トランスの出力電圧が
常にゼロになるようにコイルをモーターで動かします。
その移動量が液面の変位になります。
 

糸,布,板を巻き取る時、張力を一定にする必要が
あります。バネでローラーを押し、バネの変位が
一定になるように巻き取る速度を制御します。

 

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