新規学卒就職者の離職状況

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<依然高い離職率>

平成30(2018)年10月23日、厚生労働省が平成27(2015)年3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況について取りまとめ公表しました。

今回の取りまとめにより、新規高卒就職者の約4割、新規大卒就職者の約3割が、就職後3年以内に離職していることが分かりました。

厚生労働省では、新卒応援ハローワークなどでの相談・支援の他、こうした人々を含めた求職者に対応するため、平日の夜間と土日に電話とメールで利用できる無料相談窓口「おしごとアドバイザー」を通じて、引き続き支援を行っていくそうです。

新卒応援ハローワークというのは、全都道府県にあるワンストップで新卒者を支援する施設です。大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生や、これらの学校を卒業した人を対象に、学校との連携の下、ジョブサポーターによるきめ細かな支援など、様々なサービスを無料で行っています。

 

■ 新規学卒就職者の就職後3年以内離職率 ( )内は前年比増減
 【 大学 】 31.8% (▲0.4P)       【 短大など 】 41.5% (+0.2P)
 【 高校 】 39.3% (▲1.5P)       【 中学 】 64.1% (▲3.6P)

■ 新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率  ( )内は前年比増減

[ 事業所規模 ]

【大学】

【高校】

1,000 人以上

24.2% (▲0.1P)

25.3% (±0.0P)

500 ~999人

29.6% (▲0.2P)

32.9% (±0.0P)

100 ~499人

31.9% (±0.0P)

36.5% (▲1.4P)

30 ~99人

39.0% (+0.2P)

46.3% (▲0.8P)

5~29人

49.3% (▲0.9P)

55.9% (▲0.5P)

5人未満

57.0% (▲2.1P)

64.3% (+0.3P)

 

■ 新規学卒就職者の産業別就職後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業
              ( )内は前年比増減     ※「その他」を除く

■ 大学

 

宿泊業・飲食サービス業

49.7% (▲0.5P)

教育・学習支援業

46.2% (+0.8P)

生活関連サービス業・娯楽業 

45.0% (▲1.3P)

医療、福祉 

37.8% (+0.2P)

小売業 

37.7% (▲0.9P)

 

■  高校      

 

宿泊業・飲食サービス業

63.2% (▲1.2P)

生活関連サービス業・娯楽業

59.2% (▲0.2P)

教育・学習支援業

56.5% (+0.5P)

小売業

48.8% (▲1.6P)

医療、福祉 

47.0% (+0.1P)

 

2018.10.24.解決社労士