転倒災害が急増しています

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<最近の傾向>

厚生労働省は、月々の労災発生状況(速報値)を翌月の20日前後に発表しています。

その中でも、特に転倒災害の増加が心配です。

平成30(2018)年3月分 6,988人(前年同期比 +1,621人、30.2%増加)

平成30(2018)年4月分 9,255人(前年同期比 +1,828人、24.6%増加)

平成30(2018)年5月分 11,653人(前年同期比 +2,186人、23.1%増加)

1か月だけの統計であれば、偶然多かったということもありますが、前年同期比で20%以上の増加が見られるということは、傾向が明らかだといえるでしょう。

厚生労働省が「STOP!転倒災害プロジェクト」を実施してきたにもかかわらず、こうした結果が出ているのです。

 

<転倒災害を防ぐには>

人手不足の折、転んで休業したり業務内容が制限されたりの社員が増えたのでは困ります。

厚生労働省では、次のような項目のチェックを呼びかけていますので参考にしてください。

□ 通路、階段、出⼝に物を放置していませんか

□ 床の水たまりや氷、油、粉類などは放置せず、その都度取り除いていますか

□ 安全に移動できるように⼗分な明るさ(照度)が確保されていますか

□ 転倒を予防するための教育を⾏っていますか

□ 作業靴は、作業現場に合った耐滑性があり、かつちょうど良いサイズのものを選んでいますか

□ ヒヤリハット情報を活用して、転倒しやすい場所の危険マップを作成し、周知していますか

□ 段差のある箇所や滑りやすい場所などに注意を促す標識をつけていますか

□ ポケットに手を入れたまま歩くことを禁止していますか

□ ストレッチ体操や転倒予防のための運動を取り入れていますか

 

2018.06.21.解決社労士