協会けんぽのインセンティブ(報奨金)制度

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<加入者と事業主の取組が料率に反映>

協会けんぽでは、平成30(2018)年度からインセンティブ(報奨金)制度が導入されています。ただし、保険料率への反映は平成32(2020)年度からとなっています。

この制度は、協会けんぽの各都道府県支部の加入者と事業主の取組に応じて、インセンティブ(報奨金)を付与し、それを健康保険料率に反映させるものです。

 

<反映のさせ方>

まず、制度の財源となる保険料率として、新たに全支部の保険料率の中に段階的に一定の割合を盛り込みます。

 

平成30年度(平成32年度保険料率):0.004%

平成31年度(平成33年度保険料率):0.007%

平成32年度(平成34年度保険料率):0.01%

 

そして、特定健診・保健指導の実施率やジェネリック医薬品の使用割合などの評価指標に基づき、全支部をランクづけし、ランキングで上位過半数に該当した支部については、支部ごとの得点数に応じた報奨金によって保険料率を引き下げます。

 

<具体的な評価指標>

1.生活習慣病予防検診や特定健診の受診率

2.特定保健指導の実施率

3.特定保健指導対象者の減少率

4.医療機関への受診勧奨を受けた要治療者の医療機関受診率

5.後発(ジェネリック)医薬品の使用割合

これらに取り組むと、医療費の削減が期待されるわけですから、その努力に応じて都道府県支部単位で保険料率を下げるという、公平をはかる制度だと考えられます。

 

2018.06.14.解決社労士