STOP!熱中症 クールワークキャンペーン実施中

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<熱中症とは>

熱中症とは、高温多湿な環境下で、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻したりなどにより発症する障害の総称です。

具体的な症状としては、めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感、意識障害・痙攣(けいれん)・手足の運動障害、高体温などが見られます。

 

<昨年の熱中症>

厚生労働省によると、平成29(2017)年の職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は544人と、平成28(2016)年よりも82人増加し、うち死亡者は14人と、前年より2人増加しました。

熱中症による死傷者は、平成23(2011)年以降、毎年400500人台で高止まりの状態にあります。平成29(2017)年の業種別の死亡者をみると、建設業が全体の約6割(8人)と、最も多く発生しています。

また、熱中症で死亡した14人の状況をみると、WBGT値(暑さ指数)の測定を行っていなかった(13人)、計画的な熱への順化期間が設定されていなかった(13人)、事業者が水分や塩分の準備をしていなかった(4人)、健康診断を行っていなかった(5人)など、基本的な対策が取られていなかったことが分かります。

WBGT値というのは、気温に加え、湿度、風速、輻射(放射)熱を考慮した暑熱環境によるストレスの評価を行う暑さの指数です。

 

<クールワークキャンペーン>

厚生労働省では、職場における熱中症予防対策として、平成30(2018)51日から930日まで「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施しています。

キャンペーンでは、個々の労働者に水分・塩分の摂取を呼び掛けるだけでなく、事業場として、予防管理者の選任など管理体制の確立を含めた対策の徹底を図るため、労働災害防止団体などとの連携や、関係業界団体などへの関連情報の周知・提供、協賛団体による支援などの取組を重点的に推進しています。

また、WBGT値による作業管理などを中心とした「職場での熱中症予防に関する講習会」を、6月~7月に全国7か所で実施します。

 

WBGT値の測定には、JIS規格「JIS B 7922」に適合した暑さ指数計を準備しましょう。

 

2018.06.07.解決社労士