政府管掌健康保険から協会けんぽへ

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<健康保険の民営化>

中小企業で働く人やその家族が加入している健康保険は、従来、国が運営し政府管掌健康保険と呼ばれていました。

このときに健康保険を運営していたのは社会保険庁でした。

平成20101日、新たに全国健康保険協会が設立され、ここが健康保険を運営することになりました。

この協会が運営する健康保険の愛称を「協会けんぽ」といいます。

 

<組織や職員>

協会は、非公務員型の法人として新たに設立された健康保険の保険者であり、職員は公務員ではなく民間職員です。

理事長や各都道府県の支部長はすべて民間出身者の登用です。

そして、民間のノウハウを積極的に採り入れています。

 

<サービス>

民間のノウハウやIT・システムを活用し、加入者や事業主などをお客さまと捉え、顧客視点からサービスの向上を図っています。

 

<地域密着>

都道府県ごとに支部を設け、地域の身近な保険者として地域の加入者や事業主の意見に基づき、生活習慣病の予防など地域の実情に応じた事業を展開しています。

 

<仕事の仕方>

民間の法人として職員の意識改革を図り、能力と実績に基づく人事制度の徹底を図るとともに、業務改革を進め、運営の効率化を図っています。

 

<変わらないのは>

医療機関で受診した場合の自己負担の割合や高額な医療費の場合の負担の限度額、傷病手当金などの現金給付の金額や要件など、健康保険の給付の内容は、協会設立後も原則としてこれまでと変わりません。

 

2018.01.12.解決社労士