登録型派遣の無期転換ルール

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<登録型派遣と無期転換>

派遣労働を希望する人をあらかじめ登録しておき、労働者派遣をする時に、その登録している人と有期労働契約を締結し、労働者派遣を行うことを一般に「登録型派遣」といいます。

登録型派遣の場合、派遣する都度、派遣労働者と有期労働契約を締結することとなりますが、この場合も派遣会社との間で無期転換ルールが適用されます。

したがって、同一の派遣会社との間で通算契約期間が5年を超えた場合、無期転換申込権が発生し、派遣労働者は、その契約期間の初日から末日までの間、いつでも無期転換の申込みをすることができます。

派遣労働者から申込みを受けた場合、申込時の有期労働契約が終了する日の翌日から、その労働者との間の契約は無期労働契約に転換されます。

そのため、無期転換後の労働者に対して、どのような労働条件を適用するかを検討し、就業規則等を整備する必要があります。

 

<就業規則の整備>

無期転換ルールによって、派遣会社との契約期間は有期から無期に転換されます。

しかし、無期転換後の給与などの労働条件は、就業規則等で特別な定めがある部分を除き、直前の有期労働契約と同一の労働条件となります。

したがって、無期労働契約に転換された労働者に対して、どのような労働条件を適用するかを検討した上で、特別な定めをする場合には、適用する就業規則にその旨を規定する必要があります。

ただし、無期転換に当たり、職務の内容などが変更されないにもかかわらず、無期転換後の労働条件を低下させることは、無期転換を円滑に進める観点から望ましいものではありません。

また、特に定年など、有期契約労働者には通常定められていない労働条件を適用する必要がある場合には、適切に設定のうえ、あらかじめ明確化しておく必要があります。

 

通常、無期転換の労働者が発生した場合には、就業規則の改定が必要となります。

こうした専門性の高いことは、信頼できる国家資格者の社労士にご相談ください。

 

2017.11.20.解決社労士