積雪や凍結による転倒事故を防ぎましょう

LINEで送る

<転倒事故の増加>

積雪・凍結を原因とする転倒災害、交通労働災害、建物屋根等の除雪作業中の墜落・転落災害等の労働災害が多発しています。

東京では、平成262月の記録的な大雪によって、積雪・凍結を原因とする転倒災害が多く発生しました。

また、平成2811月、関東全域で雪が観測されました。11月に雪が観測されたのは54年ぶりです。

一般に都心部は「雪に弱い」と言われています。早めの積雪・凍結対策を行うことにより、転倒災害等防止への取組みが必要です。

 

<STOP!転倒災害プロジェクト実施要綱(抜粋)>(厚生労働省)

(1)重点取組期間に実施する事項

① 2月の実施事項

ア 安全管理者や安全衛生推進者が参画する場(安全委員会等)における転倒災害防止に係る現状と対策の調査審議

イ チェックリスト※を活用した安全衛生委員会等による職場巡視、職場環境の改善や労働者の意識啓発

② 6月の実施事項

職場巡視等により、転倒災害防止対策の実施(定着)状況の確認

(2)一般的な転倒災害防止対策

① 作業通路における段差や凹凸、突起物、継ぎ目等の解消

② 4s(整理、整頓、清掃、清潔)の徹底による床面の水濡れ、油汚れ等のほか台車等の障害物の除去

③ 照度の確保、手すりや滑り止めの設置

④ 危険箇所の表示等の危険の「見える化」の推進

⑤ 転倒災害防止のための安全な歩き方、作業方法の推進

⑥ 作業内容に適した防滑靴やプロテクター等の着用の推進

⑦ 定期的な職場点検、巡視の実施

⑧ 転倒予防体操の励行

(3)冬期における転倒災害防止対策

① 気象情報の活用によるリスク低減の実施

ア 大雪、低温に関する気象情報を迅速に把握する体制の構築

イ 警報・注意報発令時等の対応マニュアルの作成、関係者への周知

ウ 気象状況に応じた出張、作業計画等の見直し

② 通路、作業床の凍結等による危険防止の徹底

ア 通路、作業床の凍結等における除雪、融雪剤の散布による安全通路の確保

イ 事務所への入室時における靴裏の雪、水分の除去、凍結のおそれのある屋内通路、作業場への温風機の設置等による凍結防止策の実施

ウ 屋外通路や駐車場における転倒災害リスクに応じた「危険マップ」の作成、関係者への周知

エ 凍結した路面、除雪期間通過後の路面等における荷物の運搬方法、作業方法の見直し

 

2017.01.09.解決社労士