長期間連続して年次有給休暇の取得はできません

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<休日と休暇>

休日とは、雇用契約や就業規則の取り決めで労働義務を負わない日をいいます。

もともと決まっている休みですから、従業員の方から会社に申請しなくても当然に休みです。

週休2日制であれば、何か手続きをしなくても休日が1週間に2日あります。

休暇とは、本来は労働義務を負っている日について、従業員から会社への申し出によって労働義務が免除される日をいいます。

もともと休む権利が与えられていて、従業員の方から届け出をすると休むことができるわけです。

年次有給休暇が代表的ですが、会社の規則で慶弔休暇が定められていることも多いでしょう。

 

<休日と休暇は重なりません>

休日はもともと働かない日、休暇は出勤日に手続きをして休む日ということですから、休日に休暇をとることはできません。

たとえば、土曜日と日曜日が休日と決まっている従業員は、土曜日や日曜日に年次有給休暇を使うことができないのです。

このことから退職にあたって、たくさん余っているからといって、年次有給休暇をもともとの休日にあてはめて無理やり取得するということはできません。

こんなことをしては、年次有給休暇が実質的に消えてしまいますから許されません。

退職にあたっては、年次有給休暇を買い上げることも禁止されていませんので、状況によっては会社が買い上げることもあるわけです。

 

2018.07.06.解決社労士